あいさつの大切さ

秋彼岸が明け、那須塩原市の風もようやく秋らしさを感じられた早朝に、猫をなでなでしみじみ考えたこと。


「あいさつをすることの大切さ」


そう…。実は数年前まで当生徒たちは、自らあいさつをすることができませんでした。

道場にはいり、はじまりは師範や指導者にあいさつをしにいく。
稽古おわりは、師範や指導者にあいさつをしてから道場をでる。

「お願いします」
「ありがとうございました」

あいさつがなぜできないの? できて当たり前のことでしょ。

ただ、それは大人の勝手な考え方なんですよね。


子どもの成長は大人の真似から始まるもの。また品格は日常習慣にあります。礼儀や当たり前と言われることができないのは、大人ができていないからなんです。

私も長い間、あいさつは当たり前派でした。だからこそ、生徒たちがあいさつをしれくれるのを待っていたのです。

それを改め自らあいさつをする実践で約2年がたった今

「先生、あいさつ❢」「あいさつしてください❢」

稽古のはじまりやおわりにセカセカ動いている私に対し、「自らあいさつ」が習慣付いた生徒たちがいる。継続は力なりです。


あいさつは、自分の心を開き相手を認めていますという意思表示であって、子どもたちが大人の階段を上っていく経過また海外で活躍する上でも最も大切なこと。

品格ある社会人は、どんな立場や状況であっても先に声をかけることの大切さを知っています。それが新たな可能性を生むことも知っています。

お互いを尊び敬いながら心を通わせて、空手道を通じ立派な大人になっていく姿は、細川師範が何より願っていたことです。


子供たちの行動や言動は、大人たちに様々な気づきを与えてくれます。

その気づきを集め活かし、老朽化が進む身体と真剣に向き合いつつも、心は成長し続けよう💪



あっ…。大切な、世界共通語の紹介を忘れておりました。

押忍 -OSS-

これぞ、何処でも誰でも効力ありの万能言語ですよ(o^―^o)