最終日のサプライズ

遡ること2020年11月1日。亡き細川師範の目標のひとつ「100人道場にする」の一声から、おこちゃまクラスを立ち上げました。

それから2021年9月19日、長年の闘病生活より突然天国へと旅立った細川師範。館長を引き継ぐも、そこからの1年間で味わう何度もの挫折一歩手前。

それでも、おこちゃまたちの笑顔や元気に救われ、保護者の方々の温かな一言に勇気をいただいて継続してまいりましたクラスでしたが、2022年9月30日をもってクローズ致しました。

これまで69名のおこちゃま、おこちゃまの親さんたちと楽しい時間を過ごしつつ、そのうちの14名は一般クラスへ。

大家族道場を一人で支えられなかった悔しさを隠しながら、最後の日を迎えましたところ…

「先生、泣いてるの?」「大丈夫?」

そりゃ泣きますよ!!!男泣きですよ!!!

おこちゃまたち、親さんたちからまさかのサプライズに大感激。1年間放置していた心の癌細胞が一気に消滅いたしました。そして、生きていることに改めて感謝をした日。


 細川師範が残してくれた一言を常に

「誰かのために生きてこそ、人生の価値がある」

 生徒たちが、厳しい社会でも生き抜けるように
 へこたれず逞しく心豊かに過ごせるように


おこちゃまクラスで生まれたご縁に、心からの感謝と希望を目一杯込めて。